カラ売り(信用売り)について

株をどうして売ることができるのか
カラ売りの説明をすると、ほとんどの場合、このような質問をされます。
もちろん、ないものを売ることはできません。
カラ売りは証券金融や証券会社から株を借りて、それを売るわけ「持っていないものです。
借りてくるわけですから、返さなければなりません。
その期日は6ヵ月間。つまり、仕掛けた日から6ヵ月のうちに、市場で空売りした銘柄を買い戻さなければならないわけです
(松井証券では無期限の信用取引サービスがあります)
株を借りるのには、手続きもありませんし、株券を手にすることもありません。
信用取引口座を開設していれば、現物株の注文と同じように、銘柄の証券コード、指値(または成行)株数を入力するだけです。
では、カラ売りはどのようになれば利益が出るのでしょうか。
買いの場合は、買い値よりも値上がりすれば利益が出ます。
カラ売りは、買いの逆ですから、値下がりしたときに利益が出るわけです。
たとえば、ある銘柄を200円でカラ売りした場合、株価が199円以下になれば利益が出ることになります。
逆に、201円以上になれば、損失が出ることになります。
カラ売りした株価よりも値上がりすれば、損失が出るわけです。
カラ売りができるようになると、仕掛けるタイミングが多くなります。
儲けられるチャンスが増えるわけです。
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買いしかしない場合は、株価の上昇局面でしか利益を出すことができません。
しかし、カラ売りができるようになれば、上昇局面は買いで、下降局面ではカラ売りで、というように、上げ下げどちらでも利益が出せるようになるわけです。
このように、カラ売りは投資家にとっては都合のいい制度ですが、良いところばかりではありません。投資ですからリスクもあります。
「カラ売りは怖い」などという人がいました。たしかに、カラ売りは、現物買いに比べるとリスクはあります。そのリスクは「損失の上限」です。
たとえば、ある銘柄を株価200円で現物1000株買ったとします。なんらかの理由で、その企業が倒産したとすれば、株価は暴落し、数日後には1円になることもあります。
損失は199円分。1000株の現物買いですから、199円×1000株H四万9000円の損失になります。
この199円分が損失額の最大値。どんなに損失が拡大しても、損失にはなりません。